増毛ビフォーアフター婚活編。無反応から申込殺到!

ハートを手にする男性

家族に薄毛の人は居ない。

なので特に自分の髪のことを気にすることは無かった。ある時までは。

その「ある時」とは、ビジネスでの海外赴任先に居た時のことだ。ある視線に衝撃を受けた。

その衝撃は決断と行動を生み、人生の重要なパートナーを決める「婚活」の力にまでなった。

そんな劇的なプロセスを追う。

海外赴任時での一生忘れない「視線」

私は、家系的には薄毛とは無縁で、若い頃から薄毛が気になるということは考えられなかった。しかし、海外赴任をしていたイギリス滞在時に、薄毛を自分のこととして受け入れなければならない出来事があった。

ロンドン

通常、イギリス人はあまり「薄毛」や「ハゲ」のような他人の髪のことについては関心が無いように思える。その上、自分自身も「薄毛にはならない」と思っていただけに、一層髪のことなどは気になるはずもなかった。

ところが、イギリス人の同僚との会食で事件は起きた。彼と同伴していた日本人の奥様からの視線がやけに気になるのだ。その視線は明らかに私の頭に向けられている。「頭の何を見ているのか?」というのが最初の印象だったが、あまりに頻繁にその視線を感じたことからいよいよ自分の薄い頭のことを見ていることを確信し、受け入れざるを得なかった。イギリスにいて全く気にすることが無かった薄毛のことを、日本人ならではといった外観へのこだわりによって気付かされたのである。

ホームパーティーする様子

正直、これはショックだった。些細な事なのかもしれないが、私の中で強烈に印象に残った。

髪の悩みにトドメ

イギリス赴任を終え、日本での日常に戻ってからも、髪が日々薄くなっていくのを感じていた。そんな中で、私の行動を決定付ける瞬間があった。

同僚らと皆でバーベキューパーティーに集まった時のこと。お決まりの集合写真を見ると…

地肌が透けて見えるほど薄くなった髪の自分がそこに居た。

この頃、私は婚活を始めていた。

「髪を何とかしなければ」と思いつつ、違う写真を載せるわけにもいかず、明らかに薄毛である自分の写真をプロフィールに貼るしかなかった。結果、反応は全く無かった。

考える男性

焦りから行動、決断。そしてカミングアウトへ

「これではまずい」。そう思いながら髪への対策案をインターネットで調べてみることにした。私としては、単に着脱する「カツラ」というのはイメージが悪かったし、また糊やテープで張り付けるタイプのものにも違和感があった。植毛については何か生理的に受け付けられないものがあり、選択肢が限られていった。

そんな中で「編み込み」という言葉が妙に引っかかっていた。「聞いてみたい」という気持ちが強くなっていった。その後、実際にメーカーの店舗まで出向き、試着体験とやらをやってみた。

第一印象としては「いじれる髪がある」。

懐かしい感触だった。

次の印象は「シャンプーとか、面倒そうだな」。

期待と不安が錯綜したが、思いっきり踏み込んでみることにした。

周囲への対応をどうするのか?など、新たな疑問もあったが、職場の同僚には隠さずに自ら話をした。

概ね「いいんじゃない!」という反応でホッとした。というか、実際は自分が気にしているほど他人は人の頭など気にしてはいないのだ、ということに気づいた。

そんな中でも、評価してくれることは自分の「自信」へ変わっていった。

本当か?女性からの申し込みが殺到!

増毛後、まずやりたかったことは結婚相談所に登録しているプロフィール写真を変えることだった。

実際に変えてみた。するとどうだろう。ドラマや漫画か?と思うくらい、実際に女性からの面会の申し込みが複数届いた。増毛前は一度も反応が無かったのに。

4人目に会った女性が、その後人生の伴侶となる今の妻だった。

結婚

妻には、結婚する前の2回目のデートの時に増毛していることを打ち明けた。増毛を決断する時以上にドキドキした。

実際に打ち明けたら、意外とあっけなかった。

「たぶん、そうなのかな?と思ってた」と。

見破られていたと思うと少し照れてしまうが、幸いなことに打ち明けたことをすごく受け入れてくれて、お互いの信頼関係や恋愛感情がより強くなっていった。

ゴールインした私たちは、今も二人で幸せに暮らしている。

家族で「ウィッグ」を楽しむまでに

余談にはなるが、妻もウィッグを楽しんでいる。相応の年齢になると、女性は女性のウィッグの使い方があって、あると便利らしい。

同じメーカーのものを使っていることもあり、価値観も共有できることがうれしい。

何にせよ、ファッションを夫婦で楽しむことができることは心地良い。

夫婦

夫婦だけではない。仲間との交流も積極的に参加できるようになった。

特に、イギリス赴任時代に切磋琢磨した同僚やその家族とは年に一度は会合を開く間柄だ。今後も継続し、いつかはみんなでイギリス訪問を果たしたいなんて思っている。

妻との縁、仲間との交流…

増毛しなくても実現しているかもしれないが、増毛することによって、より確かなものになったことは間違いない。

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