娘のひと言で増毛を決意。職場異動のタイミングも後押しに!?

父と娘をイメージした人形

「(増毛を)やらない理由がない」

ポジティブで前向きで、定年を迎えられた今もバリバリ仕事をこなし多数な趣味を持っている彼。20歳ごろから「おでこが広い」と気になり始め、40歳を過ぎて間もなく、娘さんの一言がきっかけで増毛を考え始めた。

しかし、「本気」で決断したのは他社のウィッグを見本でつけてもらったとき。「若く見えるな。こんなに変わるの!?」と思ったそう。カツラデビューをしてから19年、今でもカツラを愛用している。さまざまな経験を通し、前向きに生きている彼の話をご紹介しよう。

娘のひと言で増毛を決断

私が薄毛を気にし始めたのは、大学生のとき。髪の毛を手櫛ですくうとたくさん抜け、それは目で見て分かるほどの量だった。鏡で自分の姿を見る度に、「おでこが広いな」と感じ、仲の良い友人からは「お前、きてるぞ」と言われるくらい、若いうちから抜け毛が進んでいたのだ。

自分の生え際を気にする男性

私にはスキーや車、釣りにボートなど数多くの趣味がある。仕事も遊びも、自分で何でもやりたい方で、どちらかというと積極的なタイプなのだ。これは、若いときから変わっていない。だが、抜け毛が気になり始めてからは、「年取る気持ちが早くなった」と感じてしまい、いつの間にか消極的な行動を取るようになっていた。

しかし、私が増毛を決意した理由は、これではない。当時は育毛剤を使ってどうにかしていたが、増毛を考え始めたのは娘のある言葉がきっかけだった。学校の友達の、薄毛が目立つお父さんを見た娘はこう言ったのだ。「お父さんも、〇〇ちゃんのお父さんみたいになっちゃうのかな?」と。

さすがに、子供がそう感じてしまうのは可哀そう。この出来事が私が増毛を決断した最も大きなきっかけになった。

抱っこされた娘

職場の異動というタイミングが後押しに

このタイミングで増毛を考え始めたのは、もう一つ理由がある。それは、職場での異動だ。私の職場では管理職だと2年に1度の異動がある。そのため、薄毛姿の私を知らない社員に囲まれて仕事ができるのだ。カツラを付けていることが周りにバレても、別に構わない。だが、職場で全員から注目されるよりは、明らかに気持ちもが楽だと思ったので、このタイミングを利用しようと決意した。

そこでとりあえず、さまざまなメーカーネットで調べ、実際に訪問をしてシステムや料金体系などを確認してみた。あるとき、パチパチ留めるタイプのカツラを見本で付けてもらったのだが、鏡で見た自分の姿にけっこう驚いた。見間違えるほど若かったのだ。私が本気で増毛を決意したのは、まさにこの瞬間だ。

美容室で美容師と話す男性

そうとは言え、自分に合うカツラがなかなか見つからなかった。髪の毛がテカテカに光るなど、どのカツラも違和感があったのだ。「本当にやるべきなのか?」と迷ったりもしたが、そんなとき、私は今まで紹介されたものとは違う別の種類のカツラに出会った。それは、編み込むタイプのカツラだ。

髪の毛が自然にセットされることはもちろん、編み込むタイプのカツラであれば安心して海に飛び込める。ゴルフの後も、気軽にお風呂に入れる。おまけに、お手頃な料金体系だ。自分のライフスタイルに一番合っているのではないか?と直感的に思った。

怖かった周囲の反応、しかし…

そして、待ちに待った増毛の日。当日の朝出かけるとき、「ちょっとお父さん、強めにパーマをかけてくるよ!」と娘に声をかけたことは、今でも覚えている。正直、家族がどのような反応を示すか内心恐れていた。というのも、異動の話があったため、少しずつ髪の毛を増やすのではなく、一気に増やすと決めていたのだ。

だが、いざ家に帰ってみると、全く想像していない反応をされた。

ちょうどそのとき、親戚がうちに集まっていたのだが、「すごいね!若くなった!?」や「全く違和感ない!」という人もいれば、「紹介してほしい」と頼んできた親戚もいた。更に、娘は珍しいものを見たような表情で、「え、どうなっているの」と興味を持っていたのだ。

もちろん、職場でもカツラについて言われることはなく、話題にすらならなかった。まぁ、初対面の人が多かったので、当たり前ではあるが。

人と接することが多い人は一考の価値あり

ちなみに私は教育係もやっていて、月に1、2回は何百人もの社員の前で話をする。昔から知っている社員も大勢集まるが、それでもやはり何も言われたことがない。余計なことを心配する必要は、全くなかったのだ。

プレゼンする男性

今考えると、外に出ることが多く、さまざまな人と話す機会があるからこそ、私はずっと心のどこかで見た目に気を遣ってきたのかもしれない。65歳まで働くが、今のところ、カツラを卒業するつもりは一切ない。

やれるうちは、やる。むしろ、「やらない理由なんてない」のだ。

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