悲喜こもごもな増毛人生を「3つの事件」で語る

20代で薄毛を意識してから、3つの大きな転機があったという。

薄毛を意識する第1の事件。

20年以上の付き合いになるメーカーとの出会いを引き寄せた第2の事件。

そして、愛用するカツラの安心度を知った第3の事件。

ときに真剣に、ときにユーモアを交えながら

それぞれの時間を振り返ってくれた。

三つの矢印

第1の事件 キャンプ事件

20代後半で薄毛を意識し、編み込みタイプの増毛をして21年が過ぎた。

その間、いろいろな出来事を経験したが、大きく3つの事件があった。

まず1つ目は「キャンプ事件」だ。

20代前半のとき、バイト先の人から「頭の地肌が透けて見ているし、ヤバいんじゃない?」と指摘をされることがあった。それから20代後半で抜け毛が増え、おでこが後退し始めたことで薄毛だと実感した。ただ、当時はそこまで深く考えていなかった。

バーベキュー

でも、社会人になった後、嫌だなと思うことが増えた。例えばゴルフ後のお風呂。洗髪すると、その後はきちんとセットをしないので薄いのが目立つ。その他にも実年齢よりも年上に見られるし、髪型のバリエーションもどんどん少なくなった。

加えてどうにも取り繕えないほど減ってきて、嫌悪感がつきまとった。そして、ごまかしようがないくらいに髪が減り「何かをしないといけないのかな」と思い始めたころ、ある日、会社の有志と日帰りキャンプに行った時のことだった。そのときに写真を撮ったのだが「こんなに薄いのか」と驚愕した。それが決め手となり、対策を始めることにした。「キャンプ事件」後の動きは早かった。

薄毛への周囲の視線が日々深刻に

以降、育毛剤などを試してみたが効果を実感できない。そこで育毛専門のサロンに説明を聞きに行ったが、温熱の器具が高価で、嫁に相談したら「そんなのとんでもない」と断念せざるを得なかった。子どももいるし「しょうがない」と諦めた。

だが、周囲の視線や反応は気になったままだった。話をしていても相手の目線が自分の頭に行っていたり、髪の話題になると「薄いよね」と話をふられる。気持ちは良くないし、それを解消したいと強く思うようになった。

育毛

第2の事件 カツラ疑惑事件

そこで第2の事件、「CM広告事件」が起こる。

発端は、当時よくCMで流れていた増毛の大手メーカーに行ったことだ。いきなりカツラにするのは抵抗があったので、別の方法はないかと、薄毛に悩んでいる人の無料相談に行ったのだ。そこでは結局、接着タイプのカツラを勧められたのだが、月2回のメンテナンスで、スペアも購入すれば「8〜9年、長い人で10年持つ」と言われていた。

それで実際につけることになったが、最初は周囲に気づかれないかとドキドキした。あからさまにバレなることはなく馴染んでいったが、あるとき、会社の後輩に「髪が増えてません?」と言われて焦ったことがある。少しずつ増やすようにお願いしていたこともあって「増えないよ。減ることはあっても増えるわけないよ」と言い切った。

そんなふうにやり過ごしていたが、徐々に製品の劣化を感じ始めた。しかも、半年ほどで、お店の人から「さらにスペアがあった方が、もちが良いですよ」とセールスをされる機会が増えていった。「まだ、いい」と断ると不機嫌になる。最初は丁寧で親切な対応だったので信頼できるスタッフだと思ったら、ある日突然セールスの話をする。しかも、断ると理不尽なほど不機嫌な顔をする。相手の要望を全部聞いてしまえば、いくらお金があっても足りない状況になるのは目に見えていた。

嫁を説得して二度目の増毛へ

「もうこれは続けられない」

そう思ったときに、目にしたのが「編み込みタイプの増毛法」に関する週刊誌の広告だった。

耐久性とコストを確認しようと考えて連絡をしていると、決して安くはなかったが定額制で、追加のメンテナンス費用もかからないと知った。長い目で見たら、これはいいかなと思ったし、月1回のメンテナンスというのも大きかった。

この広告をきっかけに、嫁に相談をした。だが「うーん」とあまり快い返事をしてくれなかったから、スタッフに家に来てもらい、二人がかりで説得をした。

土下座

「結論ありきでこの場があるのでしょう?」と嫁には言われたが「これにかけてみたい」という思いもあって嫁に納得してもらい、さらに転勤をするタイミングも手伝って変更をした。すると、最初こそは慣れなかったが地肌も洗えるようになり、気分もいい。メンテナンスに通うのも楽になったし、お金のことも先が見える。

第3の事件 スナック事件

そう言えば、安心して編み込みタイプの増毛を続ける中で第3の「スナック事件」が起こった。これはだいぶ前のことだが、あるとき上司たちと赴いたスナックで、もみ合いになるようなことがあった。そのときに私は頭をつかまれてしまったのだが、カツラが取れることはなく、危機一髪で回避した。

酒

そんなこんなで増毛と付き合って約20年。私の人生に大いに貢献してくれたと感じている。2年に一度、まとまった金額が必要なので嫁からは「これだけかかっているんだからね!」と釘を刺されることもある。しかし頑張って無駄使いを減らしつつ、増毛とうまく付き合っているから、仕事もプライベートも順調にいっている。今後も、この状態をキープし続けたいなと考えている。

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