薄毛で外食

 

レストランで食事

外食する時にどのような格好をしていきますか?
そりゃ、食べるものや場所によって考えますよね。

例えば、かしこまってフランス料理を食べにいくならジャケットを着用することもあるでしょうし、ファストフードを食べるならパジャマでなければいい、くらいラフな格好でも許されると思います。

私は基本、個人でも家族でも友人とでも「ラフ」が許されるところが昔から好きですね。今思うと、反射的に選んでいるとでもいいましょうか、「帽子でもOK」で外食できるところが圧倒的に多いです。特に大きなショッピングモールのフードコート的なところです。そこでなら帽子を被って食べていても誰も文句は言わないし、迷惑かけることもありませんし。

ジャンルでは「寿司」が大好きです。特に「回転寿司」は気軽に安価でおいしいネタをたくさん食べられるし、子供も喜びますしね。

そんな私が生涯初の「回らない寿司屋」に行ったときのことは今でも忘れません。恥ずかしながら25歳の時でした。しかもきっかけは、競馬で想定外に儲かってあぶく銭が出た、という、極めてチャランポランなものです。

回らない寿司屋

その「回らない寿司屋」で、お店に入ると帽子かぶったままカウンターに座って注文をしようとしたんですね。そうしたら、そこでお寿司を握っていた職人さんがひとこと「お兄さん、帽子はとってくれないかな」と言うんです。

はじめて入ったようなところだったのと、緊張していたといいうのもありますが、「す、すいません」と言って被っていた帽子をとった記憶があります。

とびきり美味しいお寿司のはずが、なぜか美味しくいただくことができず、ほろ苦い「回らない寿司屋」デビューでした。

「お金をちゃんと払っているのに、なんでこんな思いをするのか」と、当時は不満が大きかったのですが、冷静に考えればカウンターのお寿司屋さんで帽子を脱ぐことは当然のことだと思います。でも、事実として薄毛を気にしている結果、楽しめるべきものに楽しめない自分がいるということに気づいたわけです。

悩む男性ここでも「気にしなきゃいい」と薄毛でない方は思うでしょうし、その通りなのですが、若い時分から薄毛になると、このような場面でも気になるものは気になってしまう、それがコンプレックスであり、悩みの深さなんですね。理屈ではないんです。もし自分が薄毛を気にする状況でなかったとしたら…

もっと美味しいものを普通に美味しく食べられていたのだと思います。

今は自分のお気に入りのヘアスタイルと服装でTPOに順応しながら美味しいものを食べられているので、「昔のこと」として笑い飛ばせますが、当時は真剣でしたね。

もし、私と同様な思いをされている方がいらっしゃるとしたら、せめて美味しいものを堪能することに集中できる、そんな日常を送って欲しいと願いたいですね。

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