髪の無い自分をとにかく変えたい!エゴで始めた増毛で人生が好転!?

電卓・給与

「いつまでも、『髪が無い』とくよくよしていたら損じゃないですか? 」

そんなふうに心境を口にした。

増毛歴は26年を数えるが、今は「カツラのない人生は嫌だ」とも語っている。

増毛を始めたころは、学生でありながら仕事を掛け持ちするなど、決して楽な経済環境ではなかったが、それでも、お金をかけるだけの価値があった。

「自分の姿が嫌だ」という負の気持ちを解消するために、始めた増毛。「エゴかもしれない」と話したが、鏡の中の自分を見ては、心を痛める日々にサヨナラを告げるには、それこそ大きな理由になる。

誰かのためではなく、自分のために。その思いを追っていく。

20代から苦悩の日々が続き、髪にも!?

薄毛を意識し始めたのは、22〜23歳のころだ。母方の父も似たような感じだったから「隔世遺伝だろう」と半ば開き直っていたものの、一気に髪がなくなっていった。

思い当たる理由はいくつか浮かぶ。20歳の頃、両親が離婚した。それが要因の一つに挙げられるだろう。生活環境が変化する中、好きな理工学や物理学を学ぼうと工学部のある大学に、半ば無理矢理入学したのだ。仕送りやまとまった収入がない状況で、学校に通いながら新聞配達に、ファミレスの深夜勤務をこなす日々。

新聞配達

周囲を見渡せば、バブル前で、お金に苦労をしている学生は少なかった。その中で金銭的なプレッシャーもあっただろうし、無理をしていたのは間違いない。そんな環境下で一気に髪が薄くなり、20代前半ということもあって見た目も気になった。次第に「何とかしないとな」と思うようになっていた。

とにかく「髪の無い自分」を変えたかった

それから数年、写真週刊誌の広告がきっかけで増毛を始めた。その会社では人毛を使っていることが「店舗へ行こう」と思った決め手の一つだった。人毛の方が自然に決まっていると思い込んでいたのだ。実際にお店に足を運んで説明を聞き、思い込みは間違っていなかったことを確信し、決めたのを覚えている。まだ学生だったし、経済的な状況は変わっていない。お金がないにも関わらず、何とかやりくりをして、通うようになった。
増毛を始めるきっかけは人それぞれだが、私の場合は単純に自分の姿が恥ずかしかったことが理由に挙げられる。

頭を抱える男性

外に出ることも嫌だったし、ただただ自分の姿が嫌だという直感的な感情があった。人は案外、他人のことを見ていない。だから他人の目はどうでもよかった。とにかく髪のない自分が嫌だったのだ。
生理的に嫌だったという思いもある。お金がかかるのは分かっているが、それでもなんとかしたいなという気持ちが強かった。もう、ここまで来たら“エゴ”でしかない。それでも、増毛を始めるのに迷いはなかった。

もし、増毛をしていなかったら…

それから26年ほどが経つ。今、カツラのない人生は嫌だ。それははっきりと言える。

もしあのとき、増毛への一歩を踏み出していなかったら…26年という、決して短くはない歳月を「髪が無い」とくよくよ悩み続けていたら損ではないだろうか? そんな思いが心に浮かぶ。

選択する

たとえば、今の自分と比べて、26年前に何もせずにくよくよ悩み続けてきた自分がいたとしたら、きっとすごく老けて見えるだろう。心理的なストレスがずっと続くのは、苦しいものだ。だが、そんな生理的に嫌なものをお金で解決できる術があったのだ。確かにお金がかかるというストレスはあったが、髪のことでくよくよすることはなくなって、今がある。

それに、編み込み式の増毛法では、素の自分を見ることも少なくなり、普段は髪が薄いことも忘れてしまうほどだ。こういった面でも、増毛をして救われたところは大きい。

自分を信じて、遅ればせながらつかんだ幸せ。

両親の離婚、新聞配達や深夜勤務をしながらの大学生活。それも8年かかって卒業が出来なかった。その後、仕事を掛け持ちするフリーターのような生活を経て、志半ばであきらめかけてしまった大学卒業を目指し、36歳で再び受験。念願の卒業後には、地元に戻って43歳で初めて正社員になった…これまでの人生は、決して楽なものではなかったが、今は生活も充実しているし、転職先の仲間にも恵まれている。

晴れやかな気持ち

だからこれからも、大好きな物理学を学びながら、まだまだカツラと付き合っていこうと思う。これもエゴかもしれないが…やっぱり、カツラのない人生は嫌なのだ。

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